社会人になった2003年の秋に、始めて自分で購入した車になります。
それまでは実家にあったホンダシティを借りていました。
自分の車を持つのが夢であった私は、就職すると同時に車雑誌を読み漁り、好みの車を探す日々を送っていました。
候補にあがったのは
「トヨタ・アリスト」
「ホンダ・アコードワゴン」
第一候補はアリストでしたが高級車
第二候補はアコードワゴンでしたが、同時期に実家がシティから乗り換えたのがアコードセダン(セダンとワゴンは違うのですがなんかモヤモヤ)
とりあえずディーラーへ行って話を聞くことに。
しかし、チャリで出向いたのがいけなかったのか、みすぼらしい恰好が良くなかったのか、どちらもほぼ門前払い。
相談にものってくれず、放置されてしまいました。熱い日差しの中、外に展示してある中古車をただただ一人で眺め、悲しさと悔しさでその場を後にしたのです。
この社会の洗礼をうけ、トヨタとホンダには二度と行かないと誓い、車探しもやめてしまいました。
その当時はほんとに仕事が辛く、辞めたい辞めたいと思う毎日で、休みの日は外にでる気力もなく昼に起きてテレビをみてはまた寝るといった生活サイクルを送っておりました。
そんな中運命の出会いがあったのです。
買いだめしていたお菓子・ジュースが底をつき、仕方なく今は無き「スリーエフ」へ出向いたとき、駐車場に見たこともない車が止まっていました。
白いワイドボディに両出しのツインマフラー、乗っていたのはかっこいい女性で、女性に車に一目ぼれしてしまいました。
すぐに店内の車雑誌で調べました。もちろん立ち読みで。
それがこちら
「マツダ・アテンザスポーツ」
2002年5月に発売開始されたマツダ社製の新型車なのでした。
詳細を調べた私は、次の休みにマツダのディーラーへ向かうのでした。もちろんチャリで。 続く